横浜市港北区のごみ集積場で男の赤ちゃんの遺体が見つかった事件から約1カ月が経ちますが、これまでに有力な情報はなく、警察は情報提供を呼び掛けています。

 先月22日午前10時ごろ、横浜市港北区日吉のごみ集積場で分別作業中の男性作業員が男の赤ちゃんの遺体を発見しました。

 約1カ月の捜査で、遺体は今年4月中旬ごろに港北区綱島東付近の河川敷に遺棄され、4月16日にごみ集積場に持ち込まれたことが分かりました。

 一方で、捜査員が200カ所以上の防犯カメラ映像を確認しましたが、誰が赤ちゃんの遺体を遺棄したのか特定できていないということです。

 赤ちゃんは死後1カ月から2カ月が経っていたとみられ、へその緒が一部付いた状態でビニール袋で包まれ、菓子メーカーの紙袋に入っていました。

 警察は赤ちゃんが遺棄された経緯を詳しく調べるとともに情報提供を呼び掛けています。

情報提供先:神奈川県警港北警察署 045−546−0110

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