先月、中東のアブダビで開催された柔道の世界選手権女子78キロ超級で優勝した冨田若春選手らが警視庁の一日署長を務め、痴漢の撲滅を呼び掛けました。

 先月、UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビで開かれた柔道の世界選手権で優勝した冨田若春選手と強化選手に選ばれている西願寺里保選手が警視庁成城警察署の一日署長を務め、痴漢撃退機能が入った携帯アプリ「Digi Police」の使い方を学びました。

 イベントでは痴漢などから身を守るための護身術を警察官が紹介し、冨田選手らが約50人の参加者とともに体験しました。

 その後、小田急線の成城学園前駅で学生らに対して「Digi Police」のアプリのダウンロードを呼び掛けました。

 警視庁は通勤・通学時の痴漢の被害を減らすため、鉄道会社などと連携していきたいとしています。

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