6日、ゴルフ練習場でバケツが爆発したと通報があった事件。専門家とバケツの中身を探ります。
■「バケツ爆発」 社長宛ての紙貼られ
不審なバケツについて分かったことがあります。入り口に置かれていた不審なバケツには社長に対し、「よろしければお使いください」などと書かれた貼り紙がされていたということです。映像を見ると、後ろに白い紙が貼られています。通報があったのは6日午後1時すぎのこと。
通報(きのう午後1時すぎ)
「ポリバケツが爆発した」
現場は大阪府松原市。のどかな田園地帯にあるゴルフ練習場です。
男性従業員がバケツを不審に思い運ぼうとしたところ、「熱風が出た」と話しているそうです。従業員は左腕に軽度のやけどを負っていたということです。
バケツにはテープで筒状のものが巻かれています。そのそばにも一回り小さいものが貼り付けてあるのが分かります。
気になるのはその中身です。最初の通報は「爆発した」というもの。専門家はバケツの状態からある可能性を指摘します。
爆発物に詳しい津田哲也氏
「火薬を使用したものではない。バケツそのものが変形した形跡がないので中に化学反応を起こす液体が入っていて、発生したガスでバケツのふたが吹き飛んだような事件。ゆすったり傾けたりすると2液が混合して有害ガスが発生して、その圧力で爆発のような現象を起こす仕組みだと思う」
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