神戸徳洲会病院で去年、カテーテル処置を受けた複数の患者が死亡するなどした問題で、処置後に容体が悪化した患者が病院から謝罪を受けていたことが分かりました。
神戸徳洲会病院では去年、循環器内科の男性医師によるカテーテル処置の後に、患者が死亡するなどした事例が6カ月間の間に相次ぎ、病院は12の事例を検証していました。
このうち去年6月に処置を受け、一時容体が悪化した80代の女性に病院側が先月末、検証結果の報告書を手渡し、謝罪をしたことが分かりました。
報告書では、「カテーテル処置によって右冠動脈に損傷を起こしたと考えられる」と認めました。
当時の女性への説明は「やや不十分」だったとまとめました。
カテーテル処置を受けた女性(80代)
「なんでカテーテルで輸血せなあかんのかなって(思っていた)。(報告書が)返ってきて初めて分かってびっくりしたんですよ」
病院はANNの取材に、「今月末をめどにすべての患者や遺族に説明をしたい」としています。
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