不法残留のベトナム人を工場に派遣した疑いで埼玉県にある派遣会社の役員の男ら2人が逮捕されました。

 鴻巣市の派遣会社「ワークエイチビー」の取締役・山田正彦容疑者(73)ら2人は去年3月から今年4月にかけて、不法残留のベトナム人5人を川越市の工場に派遣した疑いが持たれています。

 警察によりますと、山田容疑者らが職業安定所に雇用保険の届け出をする際、偽造された在留カードなどを提出していたことから事件が発覚しました。

 山田容疑者らは5人を派遣した報酬として工場から1年間で2300万円を受け取っていました。

 この会社では約240人の外国人を派遣していて、警察は余罪があるとみて調べています。

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