能登半島地震による大規模火災で焼け落ちた「輪島朝市」周辺の建物で、5日から公費による解体が始まります。

 輪島市によりますと、朝市通り周辺で解体する建物は合わせて264棟です。

 申請が出された場所で一定の広さごとにまとめて実施され、完了の時期は未定としています。

 輪島朝市の周辺では、建物がなくなったことを示す滅失登記の手続きが完了していて、所有者全員の同意がなくても解体ができるようになっていました。

 輪島朝市組合の組合長は「これで朝市復活の道筋が立てられる。商店街とともに復興の道を歩んでいきたい」と話しています。

▶【能登半島地震 被害状況マップ】災害をとらえた映像を地図上に表示

▶能登半島地震特集

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。