東京都新宿区の吉住健一区長は4日の定例記者会見で、10月末のハロウィーン期間中、繁華街の歌舞伎町と周辺で路上飲酒を禁じる条例案を6月議会に提出すると明らかにした。6月中の施行を目指す。隣接する渋谷区は4日までに、路上飲酒禁止を通年化する条例改正案を議会に提出した。
渋谷区は昨年、ハロウィーン期間中に積極的な人流抑制策を実施。歌舞伎町周辺での人出が増え、翌朝にはたくさんのゴミが散乱していたという。新宿区の条例案に罰則はなく、10月31日夕方から翌11月1日早朝にかけて制限することを想定している。吉住区長は「飲酒により酩酊することで起きるさまざまな事故を防ぎたい」と狙いを説明した。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。