大きいマンボウからグルメなマンボウまで。珍しいマンボウの映像が次々に撮影されました。
漁船につり上げられ、パタパタとヒレを揺らすマンボウ。注目すべきは、その大きさです。漁師も恐れるサイズの“巨大マンボウ”でした。
巨大マンボウが見つかったのは三重県尾鷲市の沖約10キロに仕掛けられた定置網漁の網の中からでした。
その大きさは約3メートル。漁師と並べると驚くべきサイズが一目瞭然です。
はし佐商店 漁船乗組員 鈴木栄一さん
「正直ゾッとしたね、最初は。大きいんで。(SNS上で動画が話題になって)驚きましたね」
巨大マンボウは、その場で海に逃がしたということです。
一方、山口県の水族館ではマンボウの珍しい映像が撮影されました。
水面を漂うクラゲにマンボウが近付くと、そのまま丸飲みに。飼育下では貴重な“クラゲを食べる瞬間”です。
別の日には、大きすぎて口に入らなかったのか、クラゲをかみちぎる姿も。
しものせき水族館「海響館」 宮澤萌さん
「どのように食べるとか細かいところまで見られたりするので、その瞬間だけじゃなくてきょうもあしたも食べるような状況で見られるので、そこも含めて珍しいと思う」
野生では主にクラゲを主食にしていると言われているマンボウ。飼育下では水族館が作った餌(えさ)に慣れてしまうため、クラゲを食べることはほとんどないということです。
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