佳子さまは3日に賢所を参拝し、帰国を報告されました。ギリシャでは天皇陛下のお言葉を伝えられた佳子さま。その思いとはどのようなものだったのでしょうか。
■ギリシャへの公式訪問で“自信”
皇居に入られたのは秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さま。天照大御神が祭られている「賢所」を参拝し、ギリシャ訪問を報告されました。
佳子さまが帰国されたのは1日のこと。ギリシャとの外交関係樹立125周年を記念した8日間の公式訪問でした。秋篠宮さまと長年、交流しているジャーナリストの江森さんは…。
秋篠宮さまと長年交流 ジャーナリスト 江森敬治さん
「今回で3回目、(海外)公式訪問はですね。経験を積み重ねたことによる自信というものが全体に感じられた。タイトなスケジュールでもちゃんと仕事ができるのは、やはり彼女の力でしょうかね」
ギリシャでは世界遺産「パルテノン神殿」を視察されたり、様々な場所を訪問してギリシャ語であいさつされたり、ろう者を支援する施設で得意の手話を披露されたりと、多くの人との交流がありました。
なかでも江森さんが注目したシーンがあるといいます。
秋篠宮さまと長年交流 ジャーナリスト 江森敬治さん
「めずらしいなと思ったのは“天皇陛下のお言葉を読み上げた”場面」
このシーンに佳子さまがギリシャを訪問した意味が込められていました。
■注目の“お言葉”皇族の役割とは
佳子さま
「天皇陛下より大統領閣下にお言葉を承っておりますのでお伝えさせていただきます」
振り袖姿でギリシャのサケラロプル大統領を表敬訪問した佳子さま。バッグから紙を取り出し…。
佳子さま
「天皇陛下からのお言葉でございます。『くれぐれもよろしく』と仰せでした。また、『125周年と文化観光年を契機にギリシャと日本との友好親善が深まることを願っております』とのお言葉でございました」
秋篠宮さまと長年交流 ジャーナリスト 江森敬治さん
「ああいう形で読み上げるというか、ああいう場面はめずらしいなと。皇族には“天皇陛下を支える”という大事な役割があるんですけど、今回の国際親善も“陛下の気持ちを酌んで今回やってきた”と、ああいう形でストレートに伝えたのかなと思う」
天皇陛下を支えるという皇族の役割。海外を訪問し、陛下のお言葉を伝えるのもその一環だといいます。
秋篠宮さまと長年交流 ジャーナリスト 江森敬治さん
「“一人の皇族として立派に務めを果たす”ということを最初からご本人(佳子さま)も考えているのだと思う。愛子さまたちのお手本になればいいなと」
佳子さまは4日に天皇皇后両陛下を訪ね、帰国を報告される予定です。
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