空気をご神体とする山形県朝日町の空気神社で「空気まつり」があり、1日は多くの来場者が足を運んだ。
「空気に感謝する世界に一つだけの神社」を掲げ、地元有志らにより1990年に完成。ブナ林に囲まれた敷地内には建物はなく、約5メートル四方のステンレス製の鏡の舞台がある。
紅白の装束をまとった地元の小学生7人が五穀豊穣(ほうじょう)を願い、華麗な舞を披露。参加した小6の佐藤環奈さん(11)は「緊張したけど、満足した舞ができた。小学校のいい思い出になった」と振り返った。
舞台の地下にある本殿のご神体は年に1度、まつりの期間中のみ公開される。来場者は独特の作法で参拝した。山形市の和田裕美子さん(50)は「自然の中でユニークな町の取り組みを楽しむことができた」と語った。
ライトアップも始まり、9月16日まで幻想的な雰囲気を楽しむことができる。【竹内幹】
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