2日、東京などでもゲリラ雷雨に見舞われ、道路の冠水や雨漏りが発生しています。

■ゲリラ雷雨で冠水や雨漏り“23区初”大雨警報も

天井の吹き出し口や埋め込み照明などから大量の水が流れ出しました。大雨警報が出された千葉県印西市のショッピングモールです。
(撮影した男性)「最終的に池のような状況になっていましたが、スタッフの方が迅速にバケツをもって、雨漏りしている所に置いていったんですけど、まったくそれでは防げないくらい一気に広がった状態」
付近では道路がご覧の有様。
千葉県の隣、埼玉県でも、住宅地の道路がすっかり川のようです。東京駅の構内でも激しい雨漏りが発生しました。
(佐々木一真アナウンサー)「午後5時すぎの日本橋です。体をバチバチと打ち付けるような、バケツをひっくり返したような、激しい雨が降っています。視界もこのように一気に悪くなってきています」
(千葉県から)「急に降ってきたので、今から無事に帰れるか心配です」
東京では大田区と品川区で大雨警報が出されました。その大田区にある羽田空港の上空では。
(機内アナウンス)「関東地方、また目的地の羽田空港が、現在雷がかかっていまして、その影響もあり、現在上空待機を命じられています」
東京は昼前までは、日の光を浴びながら、見ごろを迎えた紫陽花を楽しむことができました。ただ午後に入ると、関東の空は灰色の雲に覆われました。
(菅原広大ディレクター)「さいたま市内です。先ほどから雨が振り出してきまして、ものすごい雨の量もかなり時間を追うごとに増してきています。こちらでは手作り作品を集めるイベントが行われているんですけども、この急な雨で皆さん商品が雨に濡れないように、このようにカバーを掛けるなど対応に追われています」
イベントはJR北浦和駅近くの商店街で、この1時間半ほど前に始まったばかりでしたが…。
(イベント主催者)「午前中、(雨が)チラホラしたんだけど、大丈夫だったんですよ。だからやりだしたんだけど、ついさっきよ、(強く)降り出したのは」
体験ワークショップもやっていました。
(体験ショップ講師)「お客様が濡れちゃうと申し訳ないので、できあがるまでもう少しね」
天気の急変に備え、お子さんのレインコートは用意してあったようですが…
(佐藤勇太ディレクター)「午後3時の港区六本木です。たたきつけるような強い雨が降っています。」
急に強まった雨に、傘もレインコートもない人、あちらこちらにいました。東北でも突然の雨、もはや急いでも意味がないようです。秋田県の五城目町では1時間に降った雨が6月の観測史上1位となり、県内では一時、洪水警報も出されました。


6月2日『サンデーステーション』より

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