沖縄県保健医療介護部は6月1日、猛毒を持つハブクラゲの発生注意報を出す。毎年この時期に人体へ被害を与える大きさに成長するためで、期間は9月末まで。海水浴などの際は肌の露出を避け、侵入防止ネット内で泳ぐよう呼びかける。

 刺された場合は、(1)海から上がり、激しい動きをせず近くの人に助けを求める(2)刺された所はこすらず、酢をかけて触手を取り除き冷やす(3)応急処置をし、医療機関を受診する-の手順で対応する。

 2023年に報告された海洋危険生物による被害は66件。うちハブクラゲは11件で約17%を占める。同年8月には本島北部のビーチで遊泳中の児童が刺され、一時意識不明となって病院搬送される事例もあった。

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