ギリシャ各地で熱烈な歓迎を受けている佳子さま。世界遺産の街を散策され、残りの日程を「ギリシャをすごく感じながら過ごしたい」と笑顔で話されました。
■佳子さま「ギリシャを感じながら」
「“東洋のダイアナ”がケルキラへ」と 現地の新聞が大きく報じています。
2日間にわたるケルキラ島滞在。雨上がりの旧市街地で、佳子さまは記者の呼び掛けに気付かれました。
佳子さま
「(Q.ギリシャの旅も終わりが近付いてきた。振り返っていかが?)この後2日間も引き続きギリシャを感じながら過ごしたい」
この日のいでたちは水色のワンピース。一夜明け、袖が特徴的なワンピース姿で現れた佳子さま。いよいよギリシャ滞在も終わりが近付いています。
佳子さま
「この度の訪問を通してギリシャの多様な魅力に触れ、両国のつながりを実感でき、大変うれしく感じております」
この間、佳子さまはパルテノン神殿をはじめ、様々な場所を訪問。その場所に相応しい装いで公務をこなされました。現地の柔道クラブを訪問された際は紫と黒の上下です。
ところで、この時、マイクは佳子さまのこんな言葉を拾っていました。
佳子さま
「エフカリスト・パラパラパラ・ポリ」
■佳子さま あいさつも“数バージョン”
佳子さまが発したこの言葉。
佳子さま
「エフカリスト・パラパラパラ・ポリ」
「エフカリスト」「ポリ」は、ギリシャ語で「ありがとう」「とても」という意味です。この「ポリ=とても」の気持ちをさらに強調したい場合に「パラパラパラ」と、「パラ」を付け加えるそうです。
■想い込め…佳子さまに贈った作品
一方、佳子さまが首相夫妻から贈られた品物の詳細が分かりました。ギリシャのパルナッソス山と日本の富士山をモチーフにした作品とのことですが、作ったのはベルリンやアテネなどで活動するアーティストのアユミ・ポールさんです。
アユミ・ポールさん
「日本とギリシャで大切なもの・ことを合わせたかった」
どちらも山を大切にする文化。さらには…。
アユミ・ポールさん
「ギリシャと日本では手作りをするアーティストが多いし、その手作りを守ることが大切」
日本の和紙を下地に、生まれたばかりのヤギから取った毛糸で作ったそうです。
佳子さまは式典でこんな言葉で挨拶を締めくくりました。
佳子さま
「ありがとうございました。エフカリスト・ポリ」
佳子さまはケルキラ島からアテネに戻り、31日中に日本への帰路に就く予定です。
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