市民の力で教育を楽しく変えることを目指す「オモロー授業発表会」が6月2日午後1時半から、うるま市の沖縄高等特別支援学校で開催される。主催者の幸喜奈津美さん(31)=嘉手納町=が24日、沖縄タイムス中部支社を訪れ「悩みのある先生や保護者、教育に関心のある方の気付きの場にしてほしい」と来場を呼びかけた。入場無料。

 教育活動の実践例などが発表される同授業は大阪、兵庫、三重など全国各地で開催されている。沖縄は初めてで教員や企業代表者ら7人が登壇する。株式会社ワンピース代表でオモロー授業発起人の久本和明さんが「世界50カ国の幸福度と教育」、日本プロスピーカー協会沖縄支部の永吉英支部長が「ものごとはとらえ方」をテーマに講話する。

 幸喜さんは「大人の質の向上が子の心の成長に寄与する。不登校やいじめ、自己肯定感不足など、子に関わる環境を少しずつ変化させたい」と語った。

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