茨城県警組織犯罪対策1課は15日、茨城町の無職男性(67)が架空料金請求詐欺で計2030万円をだまし取られたと発表した。
同課によると、男性は3月18日、「未納料金が発生している」とする自動音声電話を受け、指定された電話番号に架電。「支払わないと裁判になる」などと要求され、4月8日までに現金1930万円を振り込んだほか、100万円分の電子マネーを詐取された。
その後、宅配便で現金800万円を東京都世田谷区内のアパートへ送るよう指示を受け不審に思った男性が県警に相談し、被害が発覚。男性はだまされたふりを続け、県警は13日、東京都江東区、自称専門学校生の男性(18)を詐欺未遂容疑で逮捕。容疑者を含む犯行グループで金銭の要求を繰り返したとみて調べている。【西夏生】
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