野球関連商品の売り上げが入るなどと嘘を言って800万円近い融資をだましとったとして、スポーツ用品販売店の代表取締役だった男が逮捕されました。

 佐藤一弘容疑者(58)は2019年、自らの会社のバッティング練習用商品について、売り上げの入金の予定があるなどと嘘を言い、金融業者から約800万円の融資をだましとった疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、佐藤容疑者はこの商品の売り上げを融資の担保としていて、約3700万円が入ると説明したうえで、偽造した発注書などを使って業者を信用させていたということです。

 実際には取引は行っておらず、融資金の6割ほどは個人口座に移されていました。

 取り調べに対し、「借金の取り立てで追い詰められた」などと容疑を認めています。

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