15日の道内は高気圧に覆われて内陸を中心に気温が上がり、16地点で4月の観測史上最高気温を更新するなど、計28地点で最高気温が25度以上の夏日となった。札幌市は7月下旬並みの26・1度を観測し、1877年の観測開始以降最も早い夏日になった。昼夜で寒暖差があり、16日以降は気温が徐々に下がるため、服装や体調管理に注意が必要だ。
道内最高気温は遠軽町生田原の27・2度で平年値より17・4度高かった。このほか、日高町26・4度▽富良野市25・8度▽足寄町25・6度――などを観測。札幌市の大通公園では、弁当を囲む親子や脱いだ上着を手に持つ通行人の姿があった。枝幸町は最高気温が24・8度の一方、最低気温が2・4度と寒暖差が激しかった。
札幌管区気象台によると、16日以降は徐々に天気が崩れ、札幌市は週末にかけて最高気温が平年並みの13度前後にまで下がる見込み。「日中は暖かくても帰宅時に寒くなることもある。天気予報を小まめに確認して」とした。【谷口拓未】
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