実在しない妹になりすますために嘘の戸籍を作った罪などに問われている被告に対して、東京地裁は懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

 東京・大田区の無職・吉野千鶴被告(73)は、自分よりも25年遅く生まれた実在しない妹「岩田樹亞」になりすますために嘘の戸籍を作った罪などに問われています。

 東京地裁は吉野被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

 これまでの裁判で、吉野被告は起訴内容を認めたうえで「年齢に関係なく、気持ち良く長く仕事をしたいと思った」などと述べ、「興味本位でやってしまったことが、これだけ大きな社会的問題になり、大変申し訳ないと思っています」と謝罪していました。

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