滋賀県大津市の住宅で60歳の男性が遺体で見つかった事件で、司法解剖の結果、男性の上半身には抵抗した際についたとみられる傷があったことが分かりました。

 26日、大津市仰木の里東の住宅で、この家に住む新庄博志さん(60)が血を流して死亡しているのを、訪ねてきた親族が発見しました。

 警察によりますと、司法解剖の結果、新庄さんの死因は出血性ショックで、上半身には刃物のような物で付けられた傷が10カ所以上あったうえ、抵抗した際に付いたとみられる傷も確認されたということです。

 また、新庄さんは発見される2日前の24日夜ごろに死亡したとみられることも新たに分かりました。

 警察は新庄さんが何者かに殺害されたと断定し、捜査本部を設置しておよそ110人態勢で捜査しています。

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