秋田県鹿角市で警察官2人がクマに襲われた山林から遺体で運び出された男性の死因は、失血死の可能性があることが分かりました。

 鹿角市でタケノコ採りで山に入った佐藤宏さん(64)が18日に遺体で見つかり、警察官2人が佐藤さんの遺体を運び出そうとしたところ、クマに襲われて大けがをしました。

 その後、佐藤さんの遺体を警察が司法解剖した結果、死因は失血死の可能性があることが分かりました。

 遺体には動物によるものとみられる傷が複数あったということです。

 県はクマに襲われた可能性があるみて、衣服についた黒い毛を回収し、DNA型鑑定を進める方針です。

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