タカラトミー（東京）のミニカーシリーズ「トミカ」に、奈良交通（奈良市）がかつて運行していた人気ボンネットバスが登場する。6月9日に京都市下京区の梅小路公園である「スルッとKANSAIバスまつり」の奈良交通ブースで発売し、10日から同社のオンラインショップ「づっとなら」でも販売する。1個1200円。
昨年4月に発売した路線バスのトミカが3カ月で完売するほどの人気だったことから企画した。今回は1965～79年に路線バスとして運行していた「いすゞBXD30」。2022年2月に同社が実施した「バスの総選挙」でも堂々の1位になるなど今も人気の車両で、五条～富貴・野迫川線を走っていた最後の1台が現在も催しなどで披露されている。
今回のトミカは110分の1スケールで、ボディーの光沢や当時の標準カラーだった淡い青色とえんじ色の車体を再現した。限定6000個を製作し、売り切れ次第終了となる。【稲生陽】
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
