重い足取りで車へと向かう60代の元職員の男性。警察へと向かった理由、それは“ごみのただ捨て”です。

 熊本市では2009年からごみ出しの有料化を実施していて、家庭ごみなどを出す際は一番大きなもので1枚35円の専用のごみ袋を買わなければいけません。

 元職員の男性は大きなごみ袋3つ分ほどの家庭ごみを持ち込み、このごみ収集車に捨てたということです。

 元職員の男性はごみを捨てるため、施設の敷地内に侵入していました。

 施設の聞き取りに対し、元職員の男性は…。

元職員の男性(60代)
「捨てたのは今回が初めて」

 今後、市は警察と相談し、被害届を出すことも検討していくということです。

熊本市西区土木センター 弓削秀和所長
「セキュリティーであったり、パッカー車(ごみ収集車)の置き位置だったり、本来あってはならない話なので車の置き場所や保管状況の対策を検討したい」

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