19日、お笑いタレントのなだぎ武さんが自身のインスタグラムを更新し、父が亡くなったことを報告しました。
なだぎさんは、父の世話をしている弟から「おとんが兄貴の名前ずっと呼んでるわ」と聞き「ほんの2、3日くらいのつもりで帰阪しよう」と深夜バスに乗り込んだといいます。しかし「大阪に着く3時間くらい前『おとんが危ない!』そんな緊急の連絡が弟からきた。」として、実家に着いた頃には、すでに会話が出来る状態ではなかったとしています。
夕方になって、苦しげな呼吸が「ちょっと安定したのかな…と目を離して戻った時には息が更に緩くなっており、『おとん!大丈夫かー!?』と耳元で声を掛けた後、無呼吸状態の間隔が長くなり、何回かその状態が続いてから、そのままゆっくりと父が息を引き取りました」と、間際について綴っています。
なだぎさんは「去年5月、母が大腸癌で亡くなってからすぐ後、父の膵臓癌が発覚し、その時点でステージ4。」と振り返りました。母が亡くなってすぐだったこともあり、治療に臨む父を励ましていたものの「治らないのが分かってるなら、好きなお酒も飲んで、好きな事をして余生を終えたほうが、父の為にも良かったんじゃないのかな…と。」「母の時の様な後悔はしたくないと言う私のエゴが父にとっては裏目に出、無理な疲労が死期を早めてしまったのかもしれないとさえ考えてしまいます」という葛藤があることを明かしました。
そして「会えたのに言葉を交わす事が出来ずごめんなさい、、」「おとん!ありがとう、、、でも、もっかい名前呼んでほしい、、」と、万感の思いを込めて、父の死を悼んでいます。
【担当:芸能情報ステーション】
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