まさかの特別公演を発案してくれたマネージャーの磯部恋

創立65周年を迎えた吉本新喜劇。座員たちは単独イベントを企画したり、若手中心の「セカンドシアター新喜劇」のリーダーに挑戦したりと、それぞれ精力的に活動しています。

そんな座員を支えてくれるのがマネージャー。新喜劇では1人のマネージャーが約15人の座員を担当しています。座員である私から見ても激務です。本当にお世話になっています。

いつもは座員の紹介をしているこちらのコラムですが、今回はマネージャー陣の中から、とある人物を紹介したいと思います。

彼女の名前は磯部恋(いそべ・れん)。入社7年目で、すっちー座長をはじめ、末成映薫(すえなり・ゆみ)に未知やすえとベテランも担当するマネージャーです。そんな彼女がまさかの特別公演を企画。その名も「マネージャー磯部Presents『私の新喜劇座員をよろしくお願いいたします!』」。

第1回は2月に上演され、早くも第2回が4月17日に「道頓堀ZAZA HOUSE」で開催されます。彼女の担当する中堅から若手のみが出演するこの公演は、「もっと多くの方に、担当している座員さんを知ってほしい。座員さんには、普段やらない役などに挑戦してほしい」という熱い思いで考えたそうです。

学生時代にお笑いの舞台を見て、「こんな世界をつくりたい」と吉本に就職した彼女のやりがいは、お客さまの笑い声。特に担当している座員がウケたらうれしいと語ります。

「親も新喜劇が好きで、仕事を応援してくれています。公演も見に来てくれて、担当している若手座員さんをネットで調べたりしています」と、ニコニコ笑顔で教えてくれました。17日のイベントには磯部本人も出てくるかも!? ぜひその目でお確かめください。

芸人ライターで吉本新喜劇座員の吉岡友見

彼女の野望は「情熱大陸に出ること」。夢は大きく、ですね。その日が来ることを私も楽しみにしています。そして、私の担当マネージャーの田中さん、いつもありがとうございます! 座員もスタッフも一丸となって65周年、頑張っていきましょう!

(吉本新喜劇座員・芸人ライター 吉岡友見)

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