NTTドコモが、能登半島地震での対応をふまえた防災訓練を行った。
NTTドコモグループが15日、東京都内で実施した訓練では、自衛隊なども参加した。
震度7の首都直下型地震が発生したことを想定して、携帯電話の回線をつなげる応急復旧までの手順を確認した。
1月に発生した能登半島地震では、通信の応急復旧までに4カ月近くかかった。
土砂崩れによって道路が寸断されたことが大きく影響したためで、がれきに見立てた障害物を撤去する訓練や、能登半島地震で活躍した持ち運びができる衛星通信サービス「スターリンク」の設置も行われた。
NTTドコモ災害対策室の竹内宏司室長は、「まずはつながるようにしてほしいという声が一番大きかった。関係機関と素早く連携して情報交換して一緒にやっていく」と述べた。
NTTドコモは、今後は陸や海に限らず、空から通信を復旧させる技術の活用も検討していきたいとしている。
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