神戸市の男性が、実在する証券アナリストになりすました人物から、現金約6億6000万円をだまし取られたことが分かりました。

警察によると、神戸市内に住む70代の男性は、ことしに入り、SNSを通じて、実在する証券アナリストを名乗る人物に、架空の投資話を持ち掛けられました。

男性は指定された口座に複数回に渡って現金を振り込み、合わせて約6億6000万円をだまし取られたということです。

5月上旬、男性が警察に被害届を出したことで事件が発覚し、警察が捜査を進めています。

兵庫県の同様の詐欺被害としては、過去最高額だということです。

県内ではことし1月から3月にかけて、SNSを使った投資詐欺の被害額が約16億7000万円にのぼっていて、警察は注意を呼び掛けています。

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