前の日のアメリカ市場でハイテク株が堅調だった流れを引き継ぎ、反発して始まった14日の日経平均株価。

 その後は一時下落に転じましたが、前の日の終値を挟んで一進一退の展開となります。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏
「今週アメリカでいくつか物価に関連する経済指標が発表されるので、やはり様子見ということで。上昇したところで、持ち高整理の売り、利益確定の売りなどが出て、次第に上げ幅を縮小していき、一時前日比でマイナスに転じる場面も見られたと」

 午後になり再び上昇すると、176円高の3万8356円で取引を終えました。

 今後の株価に大きく影響を与えることになるのは、日本時間15日夜に発表される
アメリカのCPI=消費者物価指数です。

市川氏
「市場予想通りであれば、アメリカのインフレが落ち着く方向に向かっているという安心感がマーケットに出ると思いますので、3万8500円超えて3万8000円後半ぐらいまでは上昇する可能性はあるんじゃないかなと思います」

(「グッド!モーニング」2024年5月15日放送分より)

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