円安が進行し輸入原材料価格が高騰するなか、コロナからの回復などが要因で外食大手では好決算が相次ぎました。

 「すき家や」や「はま寿司」などを展開する外食大手のゼンショーホールディングスは去年4月から今年3月までの1年間の決算を発表し、売上高、営業利益ともに過去最高の増収増益となりました。

 最終的な利益は前の年と比べて2倍以上となりました。

 好決算の理由にはコロナ禍からの回復でイートインの客が増えたことやファミリー層の外食が増え、レストラン業態が黒字に転じたことなどを挙げました。

 また、国内店舗の業績はさらに好調になると見込み、2025年度の売上高予想は国内外食企業初となる1兆円を超えるとしています。

 松屋フーズホールディングスもコロナからの回復で客足が戻ったことや出店数が増えたことなどから増収増益で着地し、売上高と最終的な利益は過去最高となっています。

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