大阪メトロは、昨年度の最終的な利益がコロナ禍前を上回ったと発表しました。

大阪メトロによると、昨年度の最終的な利益は前年度のおよそ1.8倍となる274億円で、一部の税金などが課されなかった民営化初年度を除いて過去最高だということです。

主な要因として新型コロナの5類移行に伴いインバウンドを中心とした旅行需要が回復し、乗客数が前年度に比べておよそ8300万人増加したことを挙げていて、今年度は新型コロナの感染拡大前を上回る予想だということです。

【大阪メトロ・河井英明社長】「新型コロナからの回復過程ではなく、新たなステージに入っていると考える」と話しました。

■空飛ぶクルマの発着ポートの整備今年中に完了

大阪メトロは大阪・関西万博に向けて、新型車両の導入など積極的な投資を続けていて、河井社長は「今年中に大阪市港区に空飛ぶクルマが発着するポートの整備を完了させる」と話しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。