企業の間で取引されるモノの価格を示す先月の企業物価指数は、5カ月連続で過去最高水準となりました。

 日本銀行が発表した4月の企業物価指数は121.2で、比較可能な1980年以降で最も高くなりました。

 前の年の同じ月と比べると0.9%上昇し、38カ月連続のプラスでした。

 銅など非鉄金属の国際市況が上昇したほか、歴史的な円安が輸入物価を押し上げました。

 上昇率は6カ月連続で0%台に収まっていますが、価格転嫁できない中小企業などに打撃を与える可能性があります。

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