屋内型の水耕栽培で野菜を育て販売する障害者の就労支援施設が、鶴岡市に開所した。

鶴岡市に開所した障害者就労支援「みんなのサラダ」は、屋内型の水耕栽培施設で、利用者がレタスやサンチュなど10種類ほどの葉物野菜を育て、販売まで行う。水耕栽培を備えた就労支援B型の施設は、庄内地方では2か所目で、野菜はひと月ほどで成長し年間を通して収穫できる。県内が全国平均よりも低い障害者の「工賃」向上もねらいの1つで、県の目標を上回る2万円以上を目指しているという。現在4人が利用していて、栽培された野菜は今後、法人や飲食店向けに販売していくことにしている。

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