地域経済の持続的な発展へ安定的な雇用の確保に取り組むよう5月10日に岩手労働局と岩手県・盛岡市が県商工会議所連合会に要請しました。
賃金の引き上げや労働環境の整備などを求めています。

10日は達増知事と盛岡市の内舘市長などが県商工会議所連合会を訪れ、谷村邦久会長に要請書を手渡しました。

達増知事
「岩手に住みたい・働きたい・帰りたいと思える環境構築を皆さまとともに一層推進していく必要がある」

要請では国や県の支援金を活用した賃金の引き上げや安定的な雇用の確保、若者や女性が働きやすい労働環境の整備などを求めています。

岩手労働局によりますと、県内の高校を卒業し就職した人のうち県内企業に内定した人の割合は4年連続で70%以上となっていて、要請では引き続き地元就職やUターン・Iターンの促進も求めています。

谷村会長は「岩手で働きたいという人が県外からも喜んで来られるように環境を整えていけたら」と応えていました。

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