岡山県からは総社市で人気のパンを新幹線で運びます。JRグループ6社は5月10日、全国の新幹線ネットワークなどを活用し、東京駅に各地の特産品を集め販売するイベントを5月17日と18日に行うと発表しました。
このイベントは「新幹線でつながる旬食フェア」と銘打ち、東京駅地下1階で開催されます。JR西日本や四国などJR6社の各エリアから特産物を新幹線や在来線の特急で東京に運び販売します。
JR西日本によりますと、岡山県からは総社市で人気の商品「油パン」のほか、人気店の「メロンパン」、「ショコラロール」など200個余りを、5月17日にみずほ号とこだま号で運び、夕方、東京駅に到着後に会場で販売する予定です。
JR各社は物流の2024年問題やCO2排出量削減など社会的な課題解決を目的に列車を使った荷物輸送サービスを行っていて、6社が連携したこうしたイベントは初めてということです。
総社市は大手パンメーカーの工場があり、パンの製造出荷額が岡山県内トップ。地元の商工会議所などが「パンわーるど総社」と銘打ち、パン店などとともに、まちおこしに取り組んでいます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。