愛媛県松山市に本店があるいよぎんホールディングスが10日、今年3月期の決算を発表しました。海外金利の上昇などを背景に過去最高益になっています。

いよぎんホールディングスによりますと、今年3月期の連結ベースの決算は「増収増益」。売上にあたる経常収益は1927億5800万円と昨年度から11.5%アップしました。また親会社の株主にもたらされる当期純利益も394億6400万円に。115億円ほど増え過去最高益になりました。

主な要因は中小企業を中心に貸出金が増えたことや、外国の債権や国内の株式を売却した際の利益が増えたためなどとしています。

この一方で来期は有価証券の売却益が今期ほど見込めず、倒産などに備える引当金を増やすなどするため減益を予想しています。

いよぎんホールディングスの三好賢治社長は今後の県内経済について、原材料費の高騰をはじめ、円安や金利の上昇傾向が企業の収益や消費に与える動向を注視したいとし、楽観できないとの見方を示しています。

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