おきぎん経済研究所(垣花秀毅社長)が4月30日発表した観光客の沖縄県産酒類に関する調査結果によると、泡盛とオリオンビールの認知度はいずれも9割超に上った。「価格が上がっても購入すると思う」は約7割だった。

 泡盛の認知度は94・3%で飲食率は55・7%、満足度89%、リピート率52・1%。オリオンの認知度は96・9%、飲食率71・7%、満足度93・9%、リピート率69・9%だった。その他のビールやウイスキー、スピリッツの認知度は2~3割、飲食率は1~2割だった。

 「価格が上がっても購入すると思う」と答えたのは泡盛69・8%、オリオンが72・2%だった。

 同研究所は「値上げに対する一定の受容感が示された」と分析。「県産酒類は一定の訴求力があり、観光市場の拡大に伴う消費拡大が期待される」としている。

 調査は20歳以上の国内在住者で、5年以内の沖縄旅行者が対象。1030人の回答があった。(政経部・大城大輔)

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