福島第一原発では相次ぐトラブルを受けて全ての作業で点検を実施することになり約700の作業が停止している。

福島第一原発では2024年2月、弁の締め忘れにより汚染水を含む水が敷地内に漏えいし、4月には作業ミスが原因と見られる停電で処理水の放出が一時停止した。
東京電力は相次ぐトラブルを受けて、構内で行われているすべての作業についてリスクがないか点検を行うことを決定。原子炉の冷却など安全に関わるものは作業と並行しながら点検を完了しているが、構内の工事など700ほどの作業が停止している。

点検は5月末に終了する見通しで、原子炉の安全や廃炉のスケジュールに影響はないとしている。

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