岡山県の3月の有効求人倍率がまとまりました。物価高が企業経営を圧迫し、求人活動が活発化しにくい状況が長引いています。

岡山県の3月の有効求人倍率は1.48倍で前の月と同じ水準となりました。産業別の新規求人数は、運輸・郵便業のみ増え12.2%増加。物流業界に残業規制が適用され、運転手不足が懸念される「2024年問題」に備える動きが見られました。

製造業や卸売・小売業は減っていて、全体では2023年の同じ月に比べて7.0%減少し、6カ月連続の減少となりました。

雇用情勢について岡山労働局は、「持ち直しの動きに足踏みが見られる。物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」として、判断を据え置きました。

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