5月5日のこどもの日にあわせて大手生命保険会社がアンケート調査を行ったところ、過半数の人が子どもの教育資金の準備に不安を感じていることが分かりました。
日本生命の調査によりますと、子どもの教育資金について「不安を感じている(25.7%)」「少し不安を感じでいる(33.4%)」と回答した人は合わせて59.1%になりました。
不安を感じている人に準備する教育資金の目標額をたずねたところ、「決めていない」が29.7%で最も多く、次いで「300万円〜500万円未満」の15.8%、「200万円〜300万円未満」の12.4%となりました。
教育資金の準備方法については、「学資保険」の35.6%が最も多く、次いで「預貯金・定期預金(33.6%)」、「投資信託(つみたてNISAなど)(7.7%)」となりました。
教育資金の準備方法としてこれまで王道だった学資保険や預貯金の割合が低下した一方で、投資信託(つみたてNISAなど)がやや上昇しました。
ニッセイ基礎研究所の久我尚子上席研究員は、「日経平均株価が34年ぶりに最高値を更新し、『貯蓄から投資へ』とのマインドが醸成されつつある様子がうかがえる」と分析していています。
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