指定野菜で注目されるブロッコリーの高値が続いています。
■「人気ある」ブロッコリー 高騰の理由
「アキダイ」 東京・練馬区 この記事の写真東京・練馬区にあるスーパー「アキダイ」では、4月に販売されるブロッコリーは例年で1個150円ほどですが、8日は194円と3割ほど値上がりしていました。
買い物客(50代)「ブロッコリーは弁当に入れたり、サラダにも入れるので、欠かせない食材なんですけど。ただ、ちょっと高かったんで他の野菜にしてたんですけど、やっと100円台になったので、思い切って買いました」 3割ほど値上がり
番組が3月28日に取材した時には、1個257円まで高騰していました。
ピーク時の価格2月頃から高騰し始め、ピークは先月26日に1キロ当たり605円となりました。今は緩やかに価格が下がってきましたが、依然高い状態が続いています。
アキダイ 秋葉弘道社長「ブロッコリーの値段が上がって、売れ行きも落ちましたけども。ブロッコリーは人気があるなと思ったのは、高くても売れていましたね」
高値が続いている理由とは、何なのでしょうか。生産現場を訪ねました。
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■ブロッコリーいつまで高い?生産現場では…■ブロッコリーいつまで高い?生産現場では…
埼玉県のブロッコリー生産者価格が高い状態が続くブロッコリー。収穫量が全国2位の埼玉県でブロッコリーを育てる農家から話を聞きました。
生産者の声 ブロッコリー生産者 矢内源太さん「暖冬で作付けしていた分が、ほぼ出荷が終わって。前倒しで(次の)出荷物がなくなってしまったので、その分(現在の)数が少ない。(今は)春ブロッコリーが出てくるまでの端境になっている」 「いつまで高い?」
暖冬でブロッコリーが早く育ってしまい、前倒しで出荷。次のブロッコリーが育つまで、品薄の状態となり、価格が上昇してしまったとのことです。
気になるのは「いつまで高いか?」です。
秋葉社長「桜が満開になったのと一緒で、徐々に春ブロッコリーが出始めてきた。値段は日を追うごとに、ある程度下がってきて。今週中くらいには値段が落ち着いてきて、平年並みくらいになっていると思います」
(「グッド!モーニング」2024年4月9日放送分より)
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