東京オリンピック・パラリンピックの選手村跡地につくられた晴海フラッグは「令和のニュータウン」とも言われ、注目されています。こうしたなか、「すでに1.8倍の値段で転売される部屋も出ている」と言われています。
■小学校の新入生250人! 商業施設もオープン
「令和のニュータウン」として注目される この記事の写真東京・中央区の選手村跡地にできたマンション群の晴海フラッグ。すべてのマンションが完成すれば、およそ1万2000人が暮らすことになります。
新たに完成したばかりの晴海西小学校には、ピカピカの新1年生が初登校しました。体育館に入場してくる新入生。その数、なんと250人に上ります。新しい生活への期待もいっぱいです。
小学校の新入生250人! 新入生「(Q.何が楽しみ?)テストが楽しみ」
「楽しみ。勉強も楽しみ」 新入生の保護者
「新しい街なので、みんな同じスタートという感じで。安心して新しい生活始められるかなと思う」 「ららテラス HARUMI FLAG」
先月、小学校の目の前には、スーパーやドラッグストアなど、およそ40店舗が入る商業施設「ららテラス HARUMI FLAG」がオープンしました。
晴海フラッグの住人「お店がいっぱい入っているので、5分くらいで来られるので楽です」
「子どもが遊べるエリアがあったり、足湯があったり、盛りだくさんで楽しい」
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■「終活」8000万円弱で購入した夫婦■「終活」8000万円弱で購入した夫婦
8000万円弱で購入した夫婦番組が、2月に入居した夫婦を取材しました。大きな窓から海が一望できる部屋に住んでいたのは、新田さん夫婦です。
夫(71)「(Q.部屋の一番の決め手は?)眺望じゃないですか。あとは金額」
2019年ごろに申し込んだという部屋は2LDKでおよそ80平米、購入価格は8000万円弱だったといいます。
夫「終活みたいな(理由)もあります。(前の家は)仕事場兼だったので、仕事を辞めて」 妻
「終活」
クルーズ船に乗るのが好きなこともあって、船が見えるこの部屋に決めたということです。
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■「中国系の海外の方が購入」売り出し価格1.8倍■「中国系の海外の方が購入」売り出し価格1.8倍
最寄りの大江戸線・勝どき駅までの距離ただ、住人からは次のような声もあります。
住人「ちょっと困るのが、地下鉄の駅まで歩くのに時間がかかる」 住民の交通手段
最寄りの大江戸線・勝どき駅までは、歩いて15分以上と少し距離があります。そのため、住民はバス高速輸送システム「東京BRT」、都営バスを使って、新橋駅や東京駅に出ているといいます。
1.8倍の価格で売買される物件も一方、すでに売りに出されている物件もあります。
晴海フラッグの売買仲介「FLAGSHIPS」谷貝亮代表取締役
「だいたい100件〜150件、中古不動産として売りに出されてる」
晴海フラッグの売買で仲介などを行う不動産会社「FLAGSHIPS」によると、物件によっては、最大で1.8倍ほどの価格で売買されているといいます。
谷貝代表取締役「30件〜50件ほどの部屋が、リセールマーケット(再販市場)で成約になっている。中国系の海外の方が積極的に購入に動いてる」
(「グッド!モーニング」2024年4月9日放送分より)
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