モンテディオ山形は、昨年度の営業収益が過去最高の25億円に達したと発表した。平日のデーゲーム開催など、観客を呼び込む新たな取り組みの効果もあり、入場者数もコロナ禍前を上回った。
モンテディオ山形は2日に決算報告会を開き、相田健太郎社長が「昨年度の営業収益が25億円となり、3900万円の黒字を達成した」と発表した。
営業収益は前の年度を3億円以上上回り、3年連続で過去最高を更新した。
(モンテディオ山形・相田健太郎社長)
「一番大きく伸びているのはスポンサー収入、大口スポンサーの獲得ができたこと。スポンサー企業と一緒に、いろんな取り組みをさせていただいたのが1つの要因」
ほかにも、限定グッズの販売や平日のデーゲーム開催・スタジアム周辺でのイベント実施など、観客を呼び込む積極的な取り組みが功を奏し、収入の3本柱である広告料・入場料・物販料がいずれも過去最高となった。
また、1試合の平均入場者数もJ2の平均を1000人以上上回る8318人となり、コロナ禍前の水準を超え、J2在籍時のクラブ最高を記録した。
(モンテディオ山形・相田健太郎社長)
「初来場から2度目の来場につながる率が、60クラブの中で一番高いのが我々のクラブだった。そういうものを丁寧に積み重ねてきた結果だと思う」
相田社長は、自治体やサポーター・スポンサー企業への感謝を述べ、「今後も観客増加に向けた取り組みを行いたい」と意欲を示した。
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