大阪・関西万博で来場者の案内などを行うボランティアについて、5月1日時点の集計で目標の倍を超えるおよそ5万5000人から応募があったことがわかりました。

■会場内だけでなく駅や空港でも活動

博覧会協会はことし1月末から4月末にかけて、万博会場で来場者の案内や、大阪府市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」のスタッフなど、運営をサポートするボランティアの募集を行いました。

対象は18歳以上で、活動時間は1日3時間~6時間程度を想定。活動内容は、会場内だけではなく、駅や空港での道案内や外国人観光客の案内など多岐にわたります。

■目標の倍を超える「5万5000人」から応募

募集人数はおよそ2万人でしたが、5月1日時点の集計で目標の倍を超えるおよそ5万5000人から応募があったということです。

■「2万人超でも参加できるよう調整」と吉村知事

募集要項には「2万人超えると抽選」とあるものの、大阪府の吉村知事は5月1日、記者団に「一人でも多く参加してもらいたいので、2万人を超えても参加してもらえるよう大阪府市で協会と調整する」と述べました。


■ボランティア3.5万人増となった場合 運営費は7000万円増

ボランティア2万人には食費、交通費として1人当たり2000円相当(プリペイドカードなど予定)が支給される予定で、現状4000万円の支出が想定されており、仮に5.5万人となると、その分運営費が7000万円増えることになります。

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