日銀が先月30日に公表した当座預金の残高に関する資料では、市場が事前に想定していた額と5兆円を超えるズレが生じていました。
このズレは為替介入が要因の可能性があり、市場では、円相場が急変動した先月29日に5兆円規模の介入が行われたという観測が強まっています。
政府は現時点で、介入の有無を明らかにしていませんが、介入の実質的な権限を握る財務省の神田真人財務官は24時間体制で対応していく考えを改めて示しました。
神田財務官
「ロンドン(市場)であろうが、ニューヨーク(市場)であろうが、ウェリントン(市場)であろうが、関係ありません。引き続き必要な時には、適切な対応をとっていくということに尽きます」
(「グッド!モーニング」2024年5月1日放送分より)
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