関西電力が、昨年度の連結決算を発表。最終利益が4400億円あまりと過去最高を記録しました。

関西電力が発表した2023年度の連結決算は、売り上げ高が前年度比2.7パーセント増の4兆593億円。

経常損益が、前年度の赤字から一転、7659億円の黒字を記録。

さらに、最終利益は4418億円となり、18年ぶりに過去最高を更新しました。

増収増益は2017年度以来6年ぶりです。

電力販売量が増加したことや、去年9月に関電が持つ原発7基がすべて稼働する体制に入ったこと、それに、LNG=液化天然ガスの価格が低下したことなどが要因だということです。

一方で、関西電力の森望社長は「料金改定をするのかどうかは、足元の状況だけではなく、時間軸としても長期的に見ながら判断していくことが大事だ」と述べて、電気代の値下げには慎重な姿勢を示しました。

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