イクラ丼がピンチ。そんななか、今、注目のお得なイクラがあるんです。
■秋サケ不漁 「イクラ丼」ピンチ!
掛け声とともに器たっぷり盛られる海の宝石「イクラ」。札幌市にある飲食店名物の「特盛イクラ丼」です。
しかし今、北海道産イクラの価格が高騰しています。その理由は、秋サケの“歴史的な不漁”です。
東京都内の鮮魚店では去年よりイクラの仕入れが少なくなり、売り場も半分になったといいます。
中與商店 武蔵小山店 山崎進一チーフ
「(北海道産イクラは)本体価格2380円プラス税になる。去年は100グラムで高くて1500円。安い時だと1200円くらいで販売」
“北海道産サケ”のイクラの価格が去年のおよそ2倍になっています。
来店客(70代)
「高い。食べたいけど。でもやっぱりちょっと高い」
イクラ丼専門店でも…。
いくら丼「波の」 川面信也店主
「近い未来は(イクラが)どんどん高騰していって、おそらく10年後、20年後は、イクラが食べられなくなってしまうと予想」
10年前、北海道産サケを使った「上いくら丼」は680円でした。徐々に値上げを余儀なくされ、先月から300円値上げして2750円に。
■高騰続くなか注目“お得なイクラ”
そこで今、人気の“お得なイクラ”が…。
いくら丼「波の」 川面信也店主
「今のところマスの方がサケよりも安価で提供できる」
サケではなく、マスのイクラ丼。今、店で一番安いメニューの価格は2090円。
マスのイクラは一回り粒が小さいですが、サケのイクラが高騰しすぎている今、需要が高まっています。
いくら丼「波の」 川面信也店主
「今年は(仕入れ値の)値上げ幅が一番大きい。イクラの希少感は上がっているので、できる限りは提供していきたい」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。