2024年の「今年の一皿」、選ばれたのは、日本の伝統的な“アノ食材”です。
ぐるめ情報サイト・ぐるなびが選ぶ「今年の一皿」はうなぎ。世相を反映し象徴する「食」が毎年選ばれますが、選定の理由は「インバウンド人気による世界への広がり」、「完全養殖実用化への動きで身近な食になることへの期待」などです。
高価なイメージのうなぎを身近な存在に近づけているのは、チェーン店の増加。全国に300店以上を展開する「鰻の成瀬」では、独自のスタイルで低価格を追求しています。
(鰻の成瀬・江坂店オーナー 佐藤里奈さん)「うなぎが『今年の一皿』に選ばれたことを大変うれしく思っております。今年は客層の広がりを感じていまして、今までは高齢の方が多かったのですが、若い世代の方や観光客にも数多く来ていただいた」
うなぎ一尾が丸々使われた「並うな重 松」は、なんと税込み2600円!ここまで安く提供できる理由のひとつは、独自の機械の導入。職人が行うイメージの「焼き」を機械が行うことで、人件費などのコストカットが図れているそうです。気になるのはそのお味ですが…
(海渡未来アナウンサー)「おいしい。外はカリっとしているんですが身がふわふわでとろっとろ。これ本当に2600円ですか!?『今年の一皿』に選ばれたことで、うなぎがより身近になったら、うなぎ好きの私としてもうれしいです」
「今年の一皿」に選定された理由のひとつ、インバウンド人気について佐藤さんは…
(江坂店オーナー 佐藤里奈さん)「コロナの緩和もあって去年より今年がさらに外国の方に来ていただいていることは実感として強く思っております。日本の食文化としてうなぎを楽しむという認知が広がっていると感じています」
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