賃上げの幅が物価の上昇を上回ると答えた人が6%余りにとどまることが、労働問題などを研究する連合総研の調査で分かりました。
連合総研は、首都圏と関西圏の2000人の労働者を対象に調査しました。
1年前と比べて賃金の増加幅が物価の上昇より「大きい」と答えた人は6.6%で、「小さい」と答えた人は60%に上りました。
春闘で大幅な賃上げが相次ぐ一方で、物価高に追い付いていない状況が浮き彫りになりました。
また、男性の5割、女性の6割が1年前と比べて物価が「かなり上がった」と回答しました。
一方、職場の人手不足を感じている人は41.3%で、特に建設業では半数以上(50.5%)に上っています。
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