ジャパンエンターテイメントは11月21日、テーマパーク「ジャングリア」の開業に向けた交通対策計画を発表しました。これまでに3回、第三者機関による交通シミュレーションを行い、県や内閣府と話し合いを重ねてきました。最新の調査結果が出た今回のタイミングで、地域の皆さまへ丁寧に説明する必要があると考えたのです。
ジャングリアが位置するのは、今帰仁村と名護市にまたがるゴルフ場の跡地です。周辺の各区に対し住民説明会を行っており、11月には2回目を開催しました。説明を行うだけではなく、地域の皆さまの声を聞く会でありたいとの思いから「ゆんたく会」の名称をつけています。
テーマパークの進捗(しんちょく)や交通対策を説明した後、車座になり、地域の皆さまと当社で意見交換を実施。私も社員の一人として参加しました。
地域の方からは「生活道路が混雑するのでは」「狭い道路で大型車両とすれ違うときにトラブルが発生しないか」など、交通対策についての話題が出ました。またテーマパークの内容について「県民が楽しむことができるアトラクションがあるのか」と期待感を示す声もありました。
厳しいご意見を率直に伝えてくださった方からは「地元共存と言っているけど、その気持ちをずっと忘れないでね」とのお言葉もいただきました。
祖母の住む沖縄に恩返しをしたいという思いで働きながら、それが地域の求める形に合っているのか、一方的な思いではないのかと迷いながら仕事を進めてきました。今回、地域の方と話す中で共感の声をうかがうことができ、感激する一方、身の引き締まる思いがしました。
皆さまの不安なお気持ちには真摯(しんし)に向き合い、解決に向けて社内で協議を進めていきます。今後は周辺市町村の区長会や観光関連団体にも、説明の機会を設ける予定です。地域と対話を重ね、沖縄本島北部の発展に貢献できるよう、対策に取り組んでまいります。
(ジャパンエンターテイメント広報)
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