郵便物およそ2400件を配達せず、路上に放置していた疑いで、西成郵便局の配達員が書類送検されていたことが分かりました。
■ハガキなど「2378通」を放棄した疑い 10代の配達員を書類送検
書類送検されたのは、西成郵便局に勤務していた10代の配達員の男で、ことし6月10日から7月30日にかけて、複数回にわたり、ハガキや手紙計2378通を大阪市内の路上などに放棄した疑いが持たれています。
■「マンションと一軒家の間に郵便物の束が置かれている」
日本郵便近畿支社によると、ことし8月に、「マンションと一軒家の間に郵便物の束が置かれている」といった連絡があり、調査の結果、配達エリア内の7カ所に郵便物が捨てられていたことが発覚しました。
日本郵便は全ての郵便物を回収した上で、差出人に連絡をとり、再配送などの対応にあたっているということです。
男は11月12日に懲戒解雇処分となっています。
日本郵便は「被害に遭われたお客様には多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。信頼を損なうこととなり、重ねてお詫び申し上げます。今後、こうした事案が発生しないよう、指導を徹底してまいります」とコメントしています。
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