総務省は29日、東京23区における11月分の消費者物価指数の速報値を発表しました。

天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月と比べて2.2%上昇し、上昇率は前の月よりも0.4ポイント拡大しました。

なかでもコメ類の上昇率は62.8%で、過去最大の伸びだった前月の62.3%からさらに拡大し、統計のある1971年以降の最大上げ幅を更新しました。

ほかにもブロッコリー84.1%、チョコレート28.5%、コーヒー豆23.3%、輸入牛肉13.3%など食料品のアップが目立ち、上昇率を押し上げました。

東京23区の消費者物価指数は全国に先駆けて発表されるため、先行指標として注目されています。

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